変わる、変わらない
変わる。
自分に変化があると、ついつい周囲の変化に気づきにくくなる。 桜は撮っていたのに、ばらは撮っていない。 ということに、あじさいを撮りながらやっと気づいた。
5月から職場が変わった。 天王洲アイルに通ったり、たまに在宅で仕事をしたりしている。
在宅で仕事をするというのも、わたしにとってはまだまだ変わったできごとに入っている。
もう少ししたら、いつもと変わらないできごとになりそう。
天王洲アイルはなんだか不思議な場所で、 わたしが苦手と感じる「完璧な統一感」があまりないので助かっている。
埋立地=整備されすぎて無機質 という偏った見方を変えようと思った。
単に、整備されすぎたところが苦手なのだな。
変わらない。
変わらないと言っても、ずっと変わらないものはそうそうない。
ずっと「変わった」と言われ続けるものも、意外となさそうだ。
マスクをする生活も「まぁいつもと変わらず」、 行動の制限も「昨年から引き続き変わらず」、 いつもと違う夏も、二度目となればすでに「変わらない」に片足を突っ込んでいるようなもんだ。
「変わったよね」「変わらないよね・いつものだね」の感覚は、くるくると回り続けている気がする。