UQIYO feat.元ちとせ 「ship's」
よけいな音が聞こえなくなる水の中。
そんな感じ。
近ごろは、水を想像できるようなうたが好きだ。
浄められるような。
重くなくてすごくするする流れているけど、よく聴いてみるといろんな音が混ざっていたり、出てきたり、すごく凝ってるなと思う。
「さっきまでの君は 今と比べて別人
こんにちは さようなら Hello good-bye」
瞬間瞬間で生まれ変わる。
へこんでも戻す。汚れても消す。溜まっても吐き出す。
この曲をくぐれば、できる気がする。
消える、見えなくなる。あしたにはまた見える。出る。
新月、月。
「いままで いまだったと いままだ おもってた
いまという いまはふかく いまは いまのままで でも
いままで いまだったと いままだ おもってた
いまという いまはふかく いまは いまのままで でも」
いまって、なんだ?いつだ?
いままで、と言うとき、わたしは過去に目を向けている。
いまのままで、と言うとき、わたしはいまに目を向けて、 いままだ、と言うときは未来に目を向けている。
まで、ままで、まだ。まだ、ままで、まで。
ままでのさっきはまで。まだのさっきはままで。
までのさっきは、どこかにあるのかな